生徒の皆さんへ

ラ・サールで勉強に励もうとしてくれる皆さんへ

生徒の皆さんへ

 皆さんが勉強するのは、世間と隔離された温室の中で、ひ弱な花を咲かせるためではなく、近い将来、大木となって社会の暴風雨に負けない“不抜きの根”をしっかりと地中に張るためなのです。それは、さまざまな学科に取り組む、すべての学生の努力の中心でなければなりません。

 社会的に成熟している人間は、教育を受ける必要はありません。学生は原則として、その学習しようとする学科においては未成熟者です。

 「自分は未成熟者である」と考えることは、すべての学生にとって必要な自覚です。この自覚を持たない人間が学校に入るのは、家から学費をもらって遊ぶ口実を作るためか、いわゆる“資格”を得てとりあえず社会的特権を獲得するためか、いずれにしても最も本質的な意味において入学試験のふるいに落とされるに値する人々です。すべての学生が皆「自分は未成熟者である」という事実を明瞭に把握するならば、学生生活はもっと活気と緊張感のある、純潔で無邪気なものとなるでしょう。

 皆さんは、ラ・サール進学予備校を、成熟を望む未成熟者の、無邪気で純潔な、熱中した雰囲気に包まなければなりません。この雰囲気の中に、皆さんは忽忽として勉強する人間とならなければならないのです。

将来を見据えよう!

  最後は自分しかない。頼れるのは自分だけだから。その時のために本当の力(実力)をつけておきたい。志望校を選んだり、将来のことを考えたり、自分で答えを出さなければならないときが必ずやってくる。そこで頼れるのは自分だけ。

 実力をつけるのがいまであることをキミも私たちもよく知っている。さあ、自分の力を信じてスタートしよう。 

教師陣はツブぞろい! 熱い指導をします!!

 ラ・サールの教師の中には、単なるティーチングマシーンはいません。個々の生徒に血の通った指導ができる熱意あふれる教師であることを自負しています。キムタクもいなければソリマチもいませんが、数学のプロ教師である秋山仁先生のように生徒に「教える」という情熱は誰にも負けない自信があります。

 進学塾の教師に求める資質とは何でしょうか。①学識、②指導力、③情熱、④演技力、昨今④のみで場を過ごす塾教師が多くなっています。私たちラ・サールの教師陣は、安易に流れるのではなく、指導のプロとして入試問題の徹底研究、受験データの分析を行い、常に自己研鑽を重ねています。

 ラ・サールの教師は全て向上心と意欲にあふれる受験指導のプロです。そして何よりも生徒たちのことを真剣に考える熱い情熱を持っています。三度のメシよりも生徒のことが好きな集団です。「○○君は伸びている」「○○さんは△△高校に届いたんじゃないか」と自分のことのように真剣に考え見つめる教師集団です。

 私たちは指導要領が変わろうが、周りの塾がどうあろうが、決して現状に甘んじることなく、変わらない教育への情熱を持って指導にあたりたいと思っています。このようなラ・サール進学予備校をよろしくお願いいたします。